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施工事例

他店で不適切修理された車が入庫になりました。

今回はフィット(GE)の不適切修理の紹介です。

不適切修理 フィット GE6

こちらのフィットですが、左のタイヤハウスの部分のパネルの塗装が最近、浮いてきてしまい放置していたら錆が出てきてしまった!との事。
見た目、あきらかにおかしいですね。。。

不適切修理 フィット GE6

タイヤハウスの内側(普段、見にくい部分)もしっかりと錆びてしまってます。

不適切修理 フィット GE6

塗膜を剥離したら。。。
鉄板がありません。完全に腐ってしまったんですね。

不適切修理 フィット GE6

腐っている所を大きくカットしました。
この錆は中から来てますね。。。
今回の錆の原因ですがこちらの車は左リヤフェンダーを交換した形跡が見られます。
交換した際のシーリング不良が錆の大きな原因と思われます。
インナー側のパネルとアウター側のパネルの間にシーラーを塗付するのですが、シーラーの塗付の仕方が不完全だったのでしょう。
隙間からどんどん水が入り、中から錆びてしまったと思われます。

不適切修理 フィット GE6

錆を取り、防錆処理をしました。
この後、鉄板でパネルを作り溶接しました。
作業に夢中になり過ぎて、パネル作成及び溶接の写真を撮り忘れてしまいました。
すみません。。。

不適切修理 フィット GE6

パネル作成⇒溶接⇒パテ成形を終えてプライマーサフェイサーを塗付した所です。
プライマーサフェイサーとは防錆効果、塗装の密着効果、表面を平滑にする為の塗料です。
良い上塗りをする為には非常に重要な役目をしております。

不適切修理 フィット GE6

調色作業が完了したら、塗装ブースに入れて塗装をする準備をします。
塗装をする際に色がかかってはいけない部分をしっかりと養生(マスキング)します。
専用焼付け塗装ブースで塗装をすればゴミやホコリの少ないクリーンな環境で塗装を行う事が可能です。
塗装専用ブースは作業性も良く仕上がりにも差が出ることはもちろん環境にも配慮された設備になっております。
塗装をするのに邪魔なパーツはなるべく外す事により隅々まで塗装する事が可能です。
修理依頼の際の条件として仕上がりに拘るならば、塗装ブースがある!という事をひとつのポイントとしてみて下さい。

不適切修理 フィット GE6

ご覧の通り、さっぱりわからない仕上がりとなりました。
お客様の笑顔の為に・・・。一生懸命、作業をさせて頂きました。
今回の修理は『どこがぶつかっていたのかわからない!!』と、お客様も本当に喜んで頂けました。
この度は修理のご依頼誠にありがとうございました。

今回の修理金額:70,000円
お客様の希望で自費修理にて承りました。

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